「最近の若い奴は、、、」について

今日は国立大学の入試ということで色々考えることがある。

なかま塾ができて丸4年が経ち、最初の一年目に中学3年生だった子たちが、今高校3年生にあたる。

国立大学を受験する子たちは、今日は大事な一日だったと思う。それ以外の子たちも高校卒業後の進路が決まってくる時期だ。

高校卒業して大学に行く子が多いが、就職する子もいる。開校1年目に中3だった何人かが就職が決まったと塾に報告に来てくれた。

いろんな子たちがいる。大学進学する子もいるし、専門学校に行く子もいる。就職する子もいる。

それぞれ目を輝かせながら、しっかりとした足取りで前へ進もうとしている。本当に素敵なことだと思う。


個別指導塾を長年やっていると、本当にいろんな子たちと出会う。通ってくれる子たちの学力は様々で、誰もが偏差値の高い高校や大学を目指す子たちばかりではない。

高校卒業して社会に出てしっかり働いている子たちもいる。

「自分がこうやって世の中の役に立っていく」というものを見つけることができた子たちは、これからの人生、悔いなく生きていけるだろう。

もしかしたら、何となく社会に出て働きだす人もいるかもしれないが、今はそれでいい。


自分のことになるが、私が高校卒業して大学に進学する時は、将来について何も目標がなかった。高校卒業してあまり深く考えずに大学に進学した。

社会に出て働くということが想像できなかったから、という理由もある。そんな自分に比べるとどれだけ精神が強く大人であり、どれだけ真面目に将来のことを考え決断をしたか。

それを考えると高校を卒業してすぐに就職して働くということがどれほど立派なことかと思う。そういった決断を高校三年生という時期にした彼ら彼女たちを、尊敬せざるを得ない。

まあ、あまり難しく考えずに、「就職して社会に出る」ってことは素晴らしいことだということ。


よく「最近の若いやつは、、、」という言葉を目にする。大人である自分たちの世代よりも若い世代の人たちはしっかりしてないとか弱々しいとか。若い人たちを見ていると、自分たちの若かりし頃は棚に上げ、いろいろ口うるさく言いたくなるのであろう。

でも、私は全然そんな風には思わない。

「最近の若いやつは、、、すばらしい!」と思う。これは決して媚をうっているわけではなく。

上に書いたように、実際に間近に接してみると、今の高校生も大学生も本当に真面目で素直で努力していると思う。私の学生時代に比べれば、何倍も真面目に生きている。これは本当です。

だから、今の若者はもっと自信をもっていい。これからは若者の時代だ。


そんな自分が、そんな若い子たちにちょっとだけアドバイスをしてみる。

どんな進路に進むことになってもまだまだ18歳のたったひとつの小さな選択にすぎず、人生はとても長く、若い頃の決断にはあまり大きな意味はないということだ。

あとからいくらでも修正できるし、挫折しても挽回できる。

それよりも、この決断を下したあとの、毎日の行動がその後の人生を大きく変えていくと思う。

どこの大学に行った、どこに就職した、そんなことははっきり言えばどうでもいい。そんなことよりも、自分が人生をかけて極めたい道は何で、社会に対してどんなことで役に立てるか。周りの人達にどんなふうに役に立っていきたいか。そういった志の部分。自分自身の幸せだけでなく自分の周りであったり地域であったり国であったり世界であったり。

そんな風に、自分の外に目を向けて、志をもって自分の旗を立てること。これができれば人生は明るい。

30歳ぐらいまでに見つかれば最高だし、人生をかけてその道を探してもいい。人生はまだまだ長い。

どんな小さな道でもいいので、まずは自分の志を育て、そして一歩一歩行動していくこと。これが人生を幸せに生きるうえで、大切なことではないかと思う。